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VOL.4
禅とビジネスと茶室

2024 / 1 / 7

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盆栽カフェの中に茶室を設計してほしいとの依頼があり、究極の一畳茶室が出来上がった。

茶室は腰掛けと一畳点前座のみで、外からの光も音も遮断して盆栽を眺め瞑想して一服の抹茶を楽しむ禅の世界に誘う茶室。茶室内の壁は伝統的な土壁と鏡壁に格子重ねて空間の広がりを演出。

 

カフェエントランスには大きな松を植え、盆栽との対比を楽しみながら入ります。

 

店内は伝統的な御簾が結界となり広い空間を分けております。その御簾の奥に茶室があり入口は躙口をイメージした低い蔵戸風としております。

 

小さな茶室ですが、盆栽や掛け軸、アート作品を眺めながらお香を焚き瞑想空間となる禅の世界でもあります。

オフィスと茶室の調和

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以前ある企業のビル内に八畳広間、三畳台目小間、水屋の伝統茶室に加えて、打ち合わせやテーブル茶道もできる3室のミーティング茶室をオフィス内に設計させていただきました。

社員の日本文化研修としての茶室やゲストの接待としての茶室の活用などオフィス内に茶室があることでビジネスの幅が広がったとの評価をいただきました。

通常の企業は応接間や会議室があり、秘書が裏からお茶を入れてきます。茶室があればその場で抹茶を点てて掛け軸や茶碗などアート作品に話も広がります。いきなりビジネスの話から入るのではなく、文化やアートの話から入るのも良いのではないでしょうか?

その昔、信長や秀吉の時代は利休が登場して茶室が戦国武将の密談の場でもあり、ある意味戦場でもありました。

ビジネスと中国茶

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中国へお茶のイベントに呼ばれることが多くありますが、中国ではビジネスの世界で中国茶を楽しむことが流行しております。

ある企業に伺うと大きなテーブルにお茶のセットが置かれており社長自ら中国茶を入れていただきます。他の会社やお宅に伺っても同様にまずは中国茶でおもてなしをいただき、打ち合わせや食事になります。

中国茶はすでにブランシングが確立しており急須一杯に入れる茶葉が日本では信じられないような価格です。またそれぞれのゲストが茶葉を持ち寄り皆んなで飲み比べて楽しんでおります。

ビジネスの話の前にこのようにお茶を楽しむことでその後の打ち合わせもスムーズに運びます。

一社一庵という新たな文化を

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今後日本でも各企業に茶室や立礼棚(お茶のテーブル)があると、ゲストの接待のみならず社員の交流の場ともなりビジネスの広がりが確実に生まれます。

さらには茶室で瞑想や心休めることで禅の世界へも繋がっていき文化サロン的な活用も生まれます。

ぜひ「一社一庵」が実現していくと日本企業の業績もあがり世界で戦える企業になるのではないでしょうか?

今年の大河ドラマは紫式部の「光る君へ」です。日本が独自のひらがな文化を生み出してきた時代でもあり世界に冠たる源氏物語が生まれた時代です。日本独自文化が世界へ広がることがこれからの時代には必要です。そのためにも茶室が社内にあることは意味があります。ぜひ「一社一庵」!笑

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オリーブ

イタリア半島のつま先部分のコパネッロ岬。

ここで、農薬や肥料を一切使わず自然のままにオリーブを育てる農園を、ガッティ家の皆さんが運営されています。この希少なガッティ家の早摘みオリーブを低温で搾った、希少なオリーブオイルをご紹介しています。

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千葉県北部から茨木県南部にかけて、霞ケ浦と利根川の豊富な水の恵みを古来よりうける「北総」地域。

江戸時代から米作りが盛んな地域で、古くは利根川経由で江戸にお米を供給しています。

​この地域の休耕田を再開墾し、美味しいお米・水田の再生に取り組んでいます。

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北総地域で育つ美味しいお米は、地域に多くの富をもたらしました。地域の米作農家の家屋は、建築視点からも非常に高い価値があります。

​残念ながら、北総地域も人口流出・高齢化が進み、結果これらの価値の高い建築物も荒廃が進んでいます。

​建築家としての知見・ノウハウでこれらの古民家を再生し、宿泊施設として提供しています。

椿邦司のサイドプロジェクト

SIDE PROJECT

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